May 31, 2005

HDDレコーダーによるCMスキップで“損失”540億円
ITmediaニュース:HDDレコーダーによるCMスキップで“損失”540億円 HDDレコーダーによるテレビCMスキップで、約540億円の広告費損失が発生している──野村総合研究所(NRI)は5月31日、インターネットアンケートをもとに試算した結果をまとめた。

なるほど。
でもこのレポートが忘れていることがひとつあります。
HDDレコーダーのユーザーがスキップするのはCMだけじゃない。
番組もスキップしながら見てますよ。たぶん。
僕はつまらなさそうなところは倍速で見たりします。

こういったことが元でCCCDのようなくだらない方法で
ユーザーの自由度を下げるようなことをするようだと
メディアごと廃れていきそう。
地上波デジタルとかってけっこう危険な気がする。
めんどくさいメディアになると損ですよ。
本当の本当に見たくて見てる番組がどれだけあるのか。
CCCDは僕にとって確実に「衝動買い」のリストを減らしたし
衝動見というのがあるなら、自由度が下がることで
CCCDを除外したのと同じことになるだろうなと思います。

>> 野村総研のレポート

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July 05, 2004

ヘヴィユーザーと普通のユーザー

おそらくこのサイトをよく見てくださってる方は
blogのけっこうなヘヴィユーザーが多そうです。
ヘヴィユーザーの定義にもいろいろありますが
「時間」で区切ってみた場合にはどうなるだろうと考えてみました。
いろんなblogサービスが立ち上がり、周辺サービスもいろいろ出てきている中で
「たまにしかやらない」ユーザ向けのものって何かあるのかなと。
SNS、特にmixiあたりではかなり密なコミュニケーションが行われていて
そのスピードの加速度は相当なものがあると感じます。
1週間に1度しかmixiを覗かないとどうなるか。
ブログではまだOKでもmixiだとダメなような気がする。
自分が全然そうではなだけに1週間に1度のユーザに対してできることって
どんなことがあるんだろう。とか考えてみるのも重要だなと思った。

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June 29, 2004

目的と手段

でまた、つながること自体が目的になるとなにかを失う。
それは目的ではなくて手段だよ
というデザインならまた違うんだろうな。

んーむ。

10:13 PM | このentryの全文表示/parmalink | Comments (9) | TrackBack (0)
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ソーシャルネットワーク

ソーシャルネットワークの根幹って何だろう。
サービスにとっては人と人とのリンク情報なのだと思う。
それが拡大すること、繋がりが増えることではなくて
ほんとうはそこの精度が重要な気がする。
なんの繋がりなのか。

先日のblog勉強会で一番頭に残ったのは
実はblogのことではなくてSNSのことだった。
知り合い情報をアクセス制御に使う、という話。
mixiはまさにそれを日記でやっている。
いわば井戸端会議コミュニティ。
他にもいろいろ使えるよな。アクセス制御。

でも、これにも問題があって
ネットで何かを書き始めてすぐの場合には
知り合いと呼べる知り合いもいないし
そもそもその繋がりをつくるすべがない。
制御すべきアクセスが無い状態。
SNSでむやみにリンク依頼を出したとして、それがOKされまくったとしても
逆にそれは自分が持っているリンク情報の精度を落とすことになっているかもしれない。
とどのつまりこの繋がりをつくるすべ、が重要なんじゃないかなぁ。

10:05 PM | このentryの全文表示/parmalink | Comments (0) | TrackBack (1)
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June 02, 2004

囲い込みによって見えにくくなるもの
お客さんを囲い込まない流出上等なブログ会社が儲かる? 囲い込んだつもりになっていて、お客さんの不満が蓄積されるのに気づかず、気がついたら新規参入業者にごそっとお客さんを持って行かれる

乗り換えに対するハードルをあげること、を囲い込みとした場合
外部流出に対するコストが高いので、ある程度まではお客さんが我慢してしまう。
それによって数字上はお客さんの不満が見えづらくなる。
ほんとは競争力が落ちてきていても、数字にダイレクトにあらわれなかったりする。
外部流出上等!ということでやっていれば、お客さんの感覚が「囲い込み戦略」を
とっている場合よりもずっと数字にちゃんとあらわれるだろう。
数字をきちんと把握する、というのはやっぱり重要なことで
幻想のような数字を元にいくらにらめっこしていても無駄な労力を使うことになるし
気づいた時にはもう遅い、ということになりかねない。
嘘の数字を達成/確保することに一生懸命になっても仕方ない。
囲い込みをするなら、普通よりもなおさらお客さんの不満に耳を傾けないと
いけないんだろうな。

消費者側の立場としても「囲い込み」とか言われると嫌な感じがする。

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May 24, 2004

自分は特別だという感覚
Mie*Maniax : モデルハウスアドバイザー経験…

「ああ、覚えててくれたんだ」と。

友達の知り合いがやっている居酒屋がある。
その友達が言うには
「特に安くもないし、特にうまくもない。立地だって悪い。
 こないだなんかお客さんがビール運んでた。でもいつもお客さんでいっぱい。」
これをその居酒屋のマスターの人徳だとか人柄だというのは簡単なんだけど
実はそれだけではなくて、
そのマスターは絶対お客さんの顔を忘れないという特技があるのだそうだ。
二度目でもちゃんと「個人」として接してもらえるという安心感。
お客という集合ではなく、自分を自分として扱ってもらえるという気持ちって
なかなか普通のお店では無いんだろうなと思う。
二度目から馴染みの店気分。
一度連れて行ってもらって、はやってる理由がよくわかりました。
お客さんがみんな楽しそうなんだよね。

02:39 PM | このentryの全文表示/parmalink | Comments (0) | TrackBack (0)
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April 14, 2004

ポイントサービスとカード
viewfinder

今後もカードってふえつづけるのかなー。携帯のICチップ内臓にかえたいなぁ。

消費者/ユーザー側の利便性から考えると携帯に一度に内蔵してくれたほうが
便利というか、何枚も持ち歩く必要がなくなっていい感じなのですが
実際は「利便性」ではなくて「囲い込み」が目的なんですよね。
自分のことを考えてみても、レコ屋のポイントカードはタワーかHMVだけで
その他のショップのカードは持ち歩かないですし
作りますか?と聞かれれば断ります。どのカードを財布にいれるか
持ち歩くかというところで選別してるわけですよね。
それが携帯に一律内蔵ってことになると店側にとっては
「囲い込み」という旨味がなくなってしまうと思います。
そういう意味でポイントサービスは携帯に内蔵されないんじゃないかなぁと。
何か別のメリットが事業者側にあれば別ですけど。

10:54 AM | このentryの全文表示/parmalink | Comments (1) | TrackBack (0)
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April 07, 2004

はてな近藤さんインタビュー記事
ITビジネス&ニュース:e能e才

ブログもそうですが、ソフトの翻訳より文化の翻訳をすべきです。

ソフトや仕組みだけ翻訳してもなんとなくあわないことって多い。
アメリカで断然人気だからといってeBayがうまくいかなかったこととか
個別に見れば広告やプロモーションの問題もあったのだろうけど
そのままでOK的な考え方ではうまくいかないんだろう。

ネットだからといっていまの我々のコミュニケーションの取り方が大きく変わるわけではない。他人とのつながりを求める人に、もう一歩踏み出すことを可能にさせてあげる、という程度のものだと思います。

近藤さんはorkutを友達の数自慢のようで馴染めないと仰っている。
僕もいまいちはまれない感がある。
でもいくつか「おー」と思うような例を聞いたこともある。
例えば、あるテキストサイトを見ていたけどメールを送るほどでもない
というような関係があったときに、orkutでつながりができたという話。
両方がサイト持ちで「あ、実は僕も読んでますよ」みたいなことがあれば
それはけっこう幸福な例なんだろうなと思う。
メールをするとかコメントをする、ということにある程度のハードル感があって
一読者としての立場から一歩進むための、コミュニケーションの段階の隙間に
うまくorkutが馴染んだということなんだろう。
コメントなんて簡単だろうと思わなくもないんだけど
気の利いたこと書かないとダメっぽい空気があるサイトもあるし。
掲示板なんてのは特にそういう「空気感」をよんでしまうと書きづらくなったりする。
ただ、orkutはそういうようにデザインされているわけではないだろうし
これはたまたまそういう使われ方がうまくはまった、という話なのだと思う。
こういう「コミュニケーションの段階の隙間」なんていうのは
けっこう日本的な感覚なのかもしれない。
今のところ僕にとってのorkutは既に知っている人との関係を一覧したツール
でしかないなぁ。コミュニティに積極的に関わって行く気にもあまりなれない。
この辺をうまくドライブしていけるかどうかが
この手のサービスをうまくまわして行くキモになりそうな気がする。
気がするだけで全然わからないけども。

10:23 AM | このentryの全文表示/parmalink | Comments (2) | TrackBack (0)
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March 17, 2004

無意識でちゃぶ台をひっくり返されてはたまらない
Webディレクター::blog|発注側(or制作側)が期日を守らない 遅れるとどうなるかということをスケジュール上だけでなく、直接伝えていくことが大切なんだと思います。

ちょっと違うケースになりますが
デザインカンプや仕様書の時点ではOKをもらっていたのに
納品直前になって内容面でNGが出されてしまう、というような場合。
「コンテンツが足りない」「ここからこのページにリンクが必要」等々。
ある意味素人である発注者側にとっては「できあがりを見ないとわからない」
という面はあるにしても、これではスケジュールもなにもあったものじゃない。
節目節目でOKをもらってから次にすすめる
というようなフローの把握と、そのOK/NGの重要性を
発注者側にもちゃんと理解しておいてもらうことが必要だろうなと思います。
制作側にとってはちゃぶだいをひっくり返されてるように感じても
発注者側はそうは思ってない、というようなことでは
通じる話も通じないと思いますし。

あとは、「一緒に作っていく」というぐらいにまで
巻き込んでいけるといいのかなと。
おおざっぱに言うと意識を共有していけるか
というところにかかってるように思いました。

12:38 PM | このentryの全文表示/parmalink | Comments (0) | TrackBack (0)
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March 15, 2004

あめちゃん。
asahi.com : 関西 : 関西伝説 親しみこめ「あめちゃん」 いい大人がなぜ「幼児語」?

いいますねー。でもあめさんは言ったことも聞いたこともないな。
あと、これが関西特有かどうかはわかりませんが
住吉さんとか八坂さんとか天神さんとか清水さんとか。
寺社仏閣もさんづけで親しみ込めて言ってたりする。
この調査結果だと三重県が関西弁文化圏に入ってるのが
意外だった。愛知と三重で全然違うんだなぁ。

気づかない方言って、そんなのいくらでもあるような気がする。
大阪と京都でも通じなかったりするし。
「この服なおしといて」って言ったら
「破れてるの?」と聞かれて、やっと方言だと気がついた。
*「なおす」は「修理する」じゃなくて「片付ける」の意味もある。

わざわざリンクつけるまでもないかもしれないけど
この手の話題はとりあげやすいみたいですね。
Bulkfeeds: Search - あめちゃん

March 08, 2004

モラハザオフ報告。
MORAHAZA*BLOG | とめどない日々: モラハザオフについて淡々と泥酔で述べてみるよ みなさん、はっきり言ってバカばっかりだ!!!

同意。
ってことで、モラハザオフ行ってきました。
みなさまおつかれさまでした。
オフ会の後に別件があったもので2次会行けずじまいでした。残念。
17時集合だったものの、僕が少し遅れて到着すると
・しーなさん(MORAHAZA*BLOG)>http://www.morahaza.net/
・hiroさん(FAQ@hiro)>http://potato.chips.jp/
・だいさん(dablog)>http://dablog.net/
・UnderDoneさん(UnderDone blog2)>http://underdone.visithp.jp/B846637169/
・10:00(じゅうじ)さん(ただただ土曜日を待ってる)>http://blog.livedoor.jp/parallels/
がすでにいらっしゃってました。待たせてしまってすみませんでした。
その後ビールだけ頼んで乾杯。
・IGAさん(IGALOG)>http://datapot.com/~laboratory/mt/
・いとっち。さん(Y!tozziBlog evo.[w)>http://homepage.mac.com/itymhrk/iblog/
も合流という流れ。
湯葉のコースを食べつつ、ほぼバカ話一辺倒。
何度となく、そして意味なくトラックバックという単語が連発される
ある意味お約束の感もある変な盛り上がりのなか
22時のお店閉店まで居座ったという事実が物語るものが全てかと。
京都ローカルオフということではありましたが
別段ローカルな話題で盛り上がることもなく、
えーと、何で盛り上がってたんでしたっけ。あれ?
及川?ひらがな?って並べるなって感じですが。えぇ。
面白かったです。えらい楽しかった。
やー、またやりましょう。是非。
ラーメンオフでもなんでもいいっすよ(笑)

March 01, 2004

asahi.comがRSS配信
blog.bulknews.net: asahi.com が RSS 配信開始

わお。asahi.comがRSS配信開始と。
各種RSSリーダでasahi.comを取得したい人には
単純にいいニュースですね。
rss 1.0で概要(description)無し。

再配布禁止のメッセージとして

<dc:rights>Copyright 2004 Asahi Shimbun. All rights reserved. No reproduction or republication without written permission.</dc:rights>

てのが入ってますね。

ほとんどblog.bulknews.netそのままの内容だけど
メモってことで。

06:45 PM | このentryの全文表示/parmalink | Comments (0) | TrackBack (1)
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February 26, 2004

モラハザオフ
MORAHAZA*BLOG | とめどない日々: モラハザオフですが 日時は3月6日(土)の夜5時からはじめますが、途中から参加でもかまいません。場所は京都市北大路付近。

いつも読ませていただいているMORAHAZA*BLOGさんで
オフ会をされるということなので、参加してきます。
北大路付近ということで、ものすごくとても京都ローカル
なんですが、湯葉を食べるということで期待大。
京都近辺にお住まいのみなさんは是非どうぞ。


ちなみに北大路というのは京都駅から地下鉄一本なので
実はそんなに不便でもないです。
乗車時間は15分弱。料金は230円です。
阪急で京都までこられる場合は烏丸で乗り換え。
烏丸からだと10分ぐらい。料金同じく230円です。
こんなもんでどうでしょう。

04:42 PM | このentryの全文表示/parmalink | Comments (19) | TrackBack (0)
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December 19, 2003

東京でのイベントとアクセス津波

しかしまぁなんですなぁ(桂小枝)
12月だけはほんと東京に住みたいと思いましたね。
レッシグのミーティング。
blog of the yeah
忘年会議
来年もあるなら考え直しますよほんと。
この辺りurlメモできないぐらいに沢山関連記事がありました。
反応リンク集ってないんですかね。
ことのはさんは3つともレポート書いてくださってて助かります。
そこからTrackBack等々でたどるとしましょう。
最近よく思うんですが、こういうイベントごとと
blogでのレポート、トラックバックというのはいいですね。
参加していないイベントについては色々な見方があることで
雰囲気をつかむのに役立ちますし
参加したイベントについても現地で全てを把握なんてできっこないので
こんなことしていた人がいたのか、とか
あらためて同じ空気感を味わうことが出来たり。
特に忘年会議はみなさん絶賛に近いレポートで
デジハリはビデオ撮ったりしてないのかな。見せてくれ。という感じです。
yeahはまぁなんか色々大変だったようですが(笑)
200人を3人で仕切るのは無理っすよ。
利益重視じゃなかったんだろうし、ボランティア募ればよかったのかもね。


さて、数日前の五条署のネタなんですが
ARTIFACTさん経由でカトゆーさんからリンクはられまして
これがアクセス津波ですか、とログを見ながら「ほう」と。
アクセス津波より普通のコメントやトラックバックのほうが
うれしいもんだということを改めて感じました。
大人数の前に露出するかどうかよりも小さいやりとりの方が
個人的にはずっと重要。


五条署には絶対ヲタ警官がいる。間違いない。

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December 11, 2003

重装備のアイデア

先日の「気楽にやるための重装備」の具体的な方法について
おそらくほぼ同時に出てきたアイデア。

Books by 麻弥〜 News Collector 〜Old 00000020〜
アメリカの「フレンド・スター」(だっけ?)のように「友達の友達」を繋ぐシステム上で、「友達」と「友達の友達」までなら読める日記を作る…というのはどうでしょ。

ishinao.net/mylog - TrackBackスパム対策にFOAFで認証

いずれもこのところ話題のフレンド・スター、FOAFといったところと
個人サイトとの関連性を見いだしているところが面白い。
ishinaoさんのアイデアで3階層までFOAFをたどるということにすると
これはもうとんでもない大変なことになるんじゃないかとも思うのですが
それはさておきFOAFをサイト管理者のメタデータとして
単なるプロフィール以上のものとして使うアイデアはすごく面白いと感じました。


essaさんは上にあげたフレンドスター的アプローチに触れた後で

圏外からのひとこと(2003-12-11)
波動関数的な欲望を「観測」して、古典力学的な確定した仕様に落とすのがプログラマーの仕事です。

と仰っています。
先日はアンビバレントな感覚がするなぁとか書いておいてなんですが
今使っているMovableTypeだって十分「気楽にやるための重装備」だなと
後になって思ったんです。仮にそういう「気楽」の方向性が
ネットの基本的な仕組みと相性が悪かったとしても
何かしら方法を考えていくことで新しいものが生まれてくることがある。
そしてその中から一般に指示されるような便利なものがでてくるかもしれない。
だからこそこうやって考えたりするのは楽しいのだなぁと思う。

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December 09, 2003

たまには新しい仲間も欲しいから閉じてしまうのは嫌だ。
ただのにっき(2003-12-08)

ごく単純化すると、「常連さんだけ大切にしたい」ってことじゃないかと思うんだよね。

ここで対象とされている人たちの思いが同じようであるのかわからないし
圏外からのひとこと(2003-12-08)で言われているように

読んでほしい自分と読んでほしくない自分の葛藤に決着をつけたくないというニーズ

ということもあるのかもしれませんが
僕が感じていたことは下記のようなこと。


少数でやりたい。というのはおそらく大前提。
それはたぶん自分の目の届く範囲に留めたいという欲求から来ている。
常連だけ大切にしたいわけではなくて
たまには新しい仲間も欲しい。
ただ、一度に沢山来てしまうと把握しきれない
あまり沢山の人を相手にするのは精神的負担が大きい
というようなことだろうと思ってました。


外から眺めて適当な推測で言っているわけではなくて
そういう話をしていた人がけっこういたからなんですが
パスワード制限があったとしてもそれで閉じてしまうのは嫌だ
新しい人も入ってきてほしいし…
というようなニーズは確かにあります。
ここで問題なのは2点あって
「全員をちゃんと相手したい」ということと
「たまには新しい仲間も欲しい」ということ。
要はゲスト・観客・常連の規模に対して
ホストができることがあまり無いということなのかなと思います。
リアルのイベントであれば10人程度のオフ会であるとか
200人規模のクラブを用意するとか、事前の登録制限や
会場のキャパシティという大枠で最大値をある程度制御できるし
同人誌なら配布数を制御できる。(その後のコピーは制御不可ですが)
webの場合はそういうわけにもいかず
大手サイトにリンクされたりすると一気に爆発的に人がやってくる。
これを技術的になんとかしようとすれば
たださんの仰るような方法になってくるのかもしれない。
アクセス数に応じてパスワード制限がかかるとか。
とはいっても、ある意味本気度が低い人こそが
こういう仕組みのターゲットになるのだというのは
皮肉な話というかアンビバレントな感じがするなぁ。
気楽にやるための重装備というか。

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December 05, 2003

関心・無関心と物理的距離
はてなダイアリー - 北冥綺語日録

携帯電話以降、どうも世の中、独り言をいうやつばかりで気味が悪い。もちろん、実際は独り言ではないのだが、目の前にいるやつをないがしろにする度合いが高まっているのにはどうしてもなれることができない。

儀礼的無関心についての話題だったのだけれども
その後半の別の部分にちょっと反応。


僕もjounoさんと同様に
「耳に入った言葉はその気がなくてもどうしたって聞いてしまうし
虚空に向かって語りかけている人からはできるだけ遠ざかりたい。 」
と思うが故に電車の中では極力音楽を聴いたりしている。
心が狭いのかもしれないけど、不愉快なことが多いので仕方ない。
で、もっと嫌なのが例えば二人で食事をしている最中などに
相手の携帯に電話がかかりそして話し始める。
…10分経過。
おいおいいつまで話してんだよお前。
こっちはもう飯食い終わってるよ!
みたいな状況が自分にもあるし、見かけることもある。
他人でもない人を目の前でないがしろにして平気という
あの神経は全く持って理解できない。
一瞬にして関心の外に追いやられてしまうわけだ。目の前にいるのに。
それが仕事の話で、内容からものっぴきならなさが漂うようであれば
大変だなぁとか思っていられるわけだけど
全然そんな内容じゃなくて「やー、なになに?ひさしぶり〜」とかだと
ちょっとまじでしばいたろかと思わないこともない。
電車内での携帯についてはパブリックな空間とプライベートな空間
という分け方で話されることが多いのだけれど
そのプライベートな空間の中にも関心と無関心という
別の軸があるような気がする。

07:06 PM | このentryの全文表示/parmalink | Comments (0) | TrackBack (0)
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儀礼的無関心についての雑感
羊堂本舗 ちょき - 儀礼的無関心反応リンク集


先日から出ていた儀礼的無関心についての話。
個人的には松永さんの意見とほぼ同じような感じ。
自分としては気を遣うこともあるし、気を遣ってやれよーと思うこともある。
ただそれが当然守られるべきモラルのような形にまで至ると窮屈だなぁと思う。
リンクは原則自由で、webの世界はそういうもの。
だから好き勝手やっていいのだ。とまでは思わないですけどもね。
各自が各自の判断でやればいいことだと思うし
ケースバイケースだとしか言えない。


電車の車内で他の人のことを気にしない、という例での
儀礼的無関心というのをあてはめるのは
www上では「儀礼的無関心」と「無関心」の区別をつけにくい
という意味でちょっと違和感があるかもなと思った。
結城さんの仰るような「何の反応もなくてやめちゃうかも」
ということに対しては
「無関心なのではなくて”儀礼的”な無関心である」
ということがわからなくてはいけないのかなと思ったり。
自分の書いている日記を誰が読んいるのか、読まれているのか
ということについてはアクセス解析で判断するか
掲示板やコメント、リンク先でのコメント、TrackBack等を
含めた直接的なリアクションで判断することになる。
この中で「儀礼的無関心」を表現できそうなのはアクセスログだけだが
それとて実際のところページを開いただけであり
無関心か儀礼的無関心かの区別はつけられないはず。
で、実際のところあるサイトが大手サイトからリンクをはられて
アクセス解析を見たらとんでもない数になっていて
びっくりしてしまって閉じてしまう。というような場合
それはアクセスログを元にしているわけで
ログを無関心かどうかの指標にするには無理があるとも思う。
儀礼的無関心を感じることができるのはどういう場合なんだろう。


僕がフォーマットあるいはプラットフォームとしてのblogに
期待したのは「リンクされてあたりまえ」を体現してると感じたから。
TrackBackなんかはそれをさらに明示したものであろうと
そう思っていたのだけれども、それでもやはりTrackBackに対する遠慮が
出てしまうのが実情なんですよね。
相互リンクよりも個人のアンテナやblogrollingのようなリンクリストのほうが
気楽とはいっても、やっぱりそこからはずすには一定の配慮をしたり
なかなかやっぱ難しいものだなぁと。
この辺りは以前にもリンクの重さ・軽さという言葉で書いたことがあるけれど
そうそう一筋縄ではいかないんだなというのも実感。

03:25 PM | このentryの全文表示/parmalink | Comments (0) | TrackBack (0)
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外国語ミッション
はてなダイアリー - こせきの日記

お互いに日本語と英語を教えあうようなIRCのチャンネルは無いのかなあと思って検索したんですけど、みつからず。いいと思うんだけどなー。

インターネットをはじめてすぐ(という言い回しもどうかと思うが)
ぐらいの時期に、どういう経緯だったか忘れたけど
オーストラリアの人とメール交換するようになった。
僕のページを見たか何かだったのだとは思うけど
彼は日本文化に興味があるとかいう話で
少々日本語がわかるということだった。
毎回毎回半分ずつ英語と日本語(ローマ字)で
メールの内容を書いていたのだけれどこれがたいそう面白かった。
konnichiwa! kyo ha daigaku ni itte kimashita!
とかそんな感じの。
お互いに表現の妙なところを訂正しあったりして
けっこう長く続いたんだけれども彼が日本に来るとかなんとか
そんな話が出たあとに消息不明になってしまった。
その後はメールアドレスもページのアドレスも変わったので
見かけることはおそらくないんだろうと思う。
彼は今も日本にいるんだろうか。


で、この引用した「こせきの日記」さんのコメント欄にある

ゲームでいうとMMRPGとかで必ず違う言語圏で汲まないといけないミッションとかあるといいと思うんですよ

これいいと思うなぁ。
ミッションにしてしまうっていうのが特にいいと思う。
目的と手段を入れ替えるというか。
より高次の目的のための手段にするほうが
無理なく続けられるという局面もけっこうありそう。

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November 17, 2003

傘の持ち方
■ヒビノアワ■: 傘の持ち方

傘の真中を握り、地面に水平に持つ、あの持ち方。
あれが、僕には我慢ならないのだ。
それって、非常識ではないかい?


いつだったかディズニーランドに行ったときに
浦安までの道中で数m前を歩いていたカップルの男が
ちょうどこの持ち方をしていました。
そのすぐ後ろに小さな子供を含む家族連れがいて
あ、ちょっと危ないんじゃないかなと思った瞬間
その子の顔に前の男の傘があたってしまった。
軽い怪我ですんだようでよかったけど
下手すれば失明だってしかねない。
自分の傘が後ろに対してどの程度まで届いてしまうのか
全然把握できていないから事故が起こってしまう。
後ろにいる人が大人であれば不本意ながらも気を付けるだろうし
案外事故になることは少ないのかも知れないけれど
それでも配慮が足りないことには変わりない。
危険を与える立場の人が配慮すべきことではある。
自分の前を歩いている人が同じ持ち方をしていれば
それがどういう影響を与えるのか気づきそうなもんなのに
こういう持ち方をする人がなくならないのはどうしてなんだろう。
そういう人の真後ろについてしまったときには
気づいてひっこめてくれれば、と思って
自分の傘を軽く当てることにしてますが。


何も考えずに傘を持つとこの「危ない持ち方」が
一番楽だというところにも問題があるように思う。
もちろん気を付けて危なくないようにもってくれればいいが
そういう人ばかりだとも限らない。
プロダクトデザイナーの人には是非とも
「危なくない持ち方をアフォードするような傘」
を考案して欲しいと思う。
普通に持てば危なくない形の傘。
倫理や啓蒙にはそんなに期待できないと思っているので
こういうのが開発されることの方がきっといい解決案になるんだと思う。

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October 03, 2003

日本社会心理学会第44回大会ワークショップ
network styly *: 日本社会心理学会第44回大会ワークショップ

うわーこれいきたかったなあ。

>>2003社心WS:電子コミュニティの歴史的変遷と社会心理学
ここに討論の内容と配付資料その他の情報があります。
scmrさんもとりあげておられる

電子コミュニティについて考察する場合、どうしてもネットの内に注目しがちである。しかし、それではいけないのではないか
の部分の前段階
池田先生からは,話題提供に対するコメントの前に,「ネットはひとりではいられない」というテーマでご発題をいただきました

という部分がなんだか響きました。
ネットコミュニティを考える際にネット単体だけを見ようとすると
色々と見誤ってしまうのだろうなという話で。
常にネット以外のリアル世界と比較対照することが
ネットの世界に光をあてることになるのでしょう。
また「ネットの特徴」と言われる物事が本当にネットの特徴なのか
それともその中での一部での特徴なのか時期や環境による特徴なのか。
そういった部分もあわせて考察する必要があるわけですよね。
2ちゃんねるは匿名だから云々の話題もおそらく「ネットではそもそも」的な
土台の考察が少なければ少ないほど表層的で単純的な批判になってしまう。
一般的信頼感の話題は切り口として非常によくわかる例です。
コミュニティ以外のべたな話題だとネット恋愛ののめりこみ度数の高さなんかも
そういった土台となる部分の違いが大きく影響しているわけでしょうしね。


これも面白い。
>>Infosoc-wiki - 2ch

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September 18, 2003

優秀な社員は自分自身をコントロールする術を知っている
NDO::Weblog: SAS の North Carolina HQ に見る ES 重視経営手法

おそらく多くの日本の企業というのは、自由を与えることによるリスクを考えるあまり、ここまで大胆な企業改革を行うことに躊躇を覚えるかと思いますが

業界や職種にもよると思いますがエンジニアやデザイナーのように
クリエイティビティを要求される仕事の場合は
こういった環境が適している場面が多そう。
ただ、管理するのが大変なんだろうなと思う。
知り合いの勤め先ではフレックスが減ってきているような話をよく聞く。
一部の話なので全体的にどうなのかは知らないが
やはり管理するのが大変ということになるらしい。
自分をコントロールできる優秀な社員をコントロールできない管理職
というようなことになるのだろうか。
個人的にはあんまり自由だとやっていける自身がなかったりもしますが。。。

06:25 PM | このentryの全文表示/parmalink | Comments (1) | TrackBack (0)
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September 01, 2003

ネット上での地域コミュニティ
Japan.internet.com デイリーリサーチ - ネット上の「地域コミュニティ」、若い世代の方が参加に積極的

地域であるがゆえの問題も起こりうるので、発言者を特定されないシステムを希望したい

まさにまちBBSのことだな。
実際まちBBSはけっこう使いでがあって
商店街の店のどこの総菜がうまいとか
どの辺りで最近痴漢が出るらしいとか
おー、これは役立つなぁと思うし
引っ越し先を探す時なんかも
けっこう重宝しそうな気がする。


この記事にもあるように匿名でない場合だと
無用な軋轢を生むことになりそうだなぁ。
あのラーメン屋はゴキブリが多いとか
その手のネガティブ情報をどうするかという問題もあるし。

04:32 PM | このentryの全文表示/parmalink | Comments (1) | TrackBack (0)
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August 08, 2003

はなせればええやん
Mobile:「505i」、ただいま188万台〜「N」が好調

好調なのは7月4日に発売された「N505i」だ。1カ月間で50万6000台を販売した。

先行したDよりSOよりもNが売れている。
ネットで見る限りではSOの人気が抜群のように思えたが
これもある種の層の偏りということか。
この記事ではとくに「はなせればええやん」の結果だとも
それ以外の要因があるとも書いていないが
キャリアを変えると電話番号が変わるのが面倒。
メーカーを変えると操作方法を覚え直すのが面倒。
この辺りが本当のところかなとは思う。
携帯って使ってみないと使い心地がわからないし
売り場のモックアップ見たって色と形しかわからない。
ボタンの押し心地すらわからない。
漢字変換の効率とかメール送信までの手順が何ステップかとか
メールを書いてる途中で電話がかかってきたらどうなるかとか
実際のフォントや液晶はどんな具合なのか。
全然わからないんですよね。
携帯もそろそろ成熟商品になってくるわけで
売り方も工夫して欲しい。
そんなこんなで同じメーカが売れてしまうのだとしたら
面白くない話だなぁと思う。

06:49 PM | このentryの全文表示/parmalink | Comments (2) | TrackBack (0)
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August 07, 2003

2典Plus、まとめサイト
2典Plus


2ちゃんねる用語集を作ろうというプロジェクト。
スレッド式掲示板もあればblogもあればwikiもある。
色々使ってやってる様子。
今後数年はこうしたネットを介した共同作業・コラボレーションが
注目されていきそう。
ビデオチャットも一般化してきつつあるし
ビジネスユースでのメッセンジャーも注目されている。
wikiでの情報共有・発信もあるし
古くからあるML、掲示板、グループウェアも
それにつれて発展したり組み合わされたり
していくのだろう。


2ちゃんねるつながりで
>>2ch Books
Computer、Network 、Web Design 、Web Program 、Program
の各ジャンル毎に2ちゃんねるで紹介された良書を
まとめているサイト。
アソシエイト報告のページによるとけっこう売れてるんですね。


>>Web制作に役立つフリーソフト
こちらもweb制作板の【Web制作に役立つフリーソフト】スレッドを
まとめたサイトです。
Mac用はほとんどありませんでしたが…。

04:26 PM | このentryの全文表示/parmalink | Comments (0) | TrackBack (1)
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July 30, 2003

インタビュー:はてな
12号(2003.6.25)

13号(2003.7.10)

インタビューシリーズということで、続いてはてなの近藤さん。
KRP(京都リサーチパーク)のメールマガジンに出ていたインタビュー。


普通の人が普通に使えるようにはなかなかなっていない。技術というのは、最後は『普通の人が使える実装』が大切なんですけどね

近藤さんは「普通」をテーマにしているんだなぁという感じがする。
以前のcnetのインタビューでは
> もっと身近な関係を豊かにするサービスを実現したい。
というようなことも仰っていた。
その地に足のついた感覚が評価されてるんだと思う。


メルマガを発行する人は情報発信に意欲的なちょっと特殊な人々でしょうが、『ダイアリ』はもっと敷居が低い。"普通の人"が集まる場になってますね

メルマガが引き合いにでているのは
たぶんまぐまぐがKRP出身のサービスだからだろう。
というかはてなの入っているブースは元はまぐまぐのいたところで
KRPでは当たりブースと言われているとかいないとか。


『Web界の建築事務所』にしたいですね。数十人のサイズで。

これはいいなぁ。
自分もそうありたいと思っているだけに。

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インタビュー:関心空間
PickUp!:関心空間

from www.textfile.org


いくつか示唆に富んだフレーズが出ている。

多少の不便利さがあった方が到達した時の充実感が増すと考えました。
これはよくわかる。 制限のつけかたによって行動に影響を与えることがある。

充実感もそうだし、無制限な自由よりも制限のある不自由さの方が
楽しさや便利さを生むこともある。

#はてなダイアリーではキーワードの有り様について

一悶着起きているようですが…。


自分の興味を並べることがスタートで、「あれ、俺ってこういうことに関心があったんだ」という簡単な自己表現プラス自己実現ができ、自分の興味って何だろうということが最初にわかるというようにしよう
blogと関心空間を近いものするとらえ方があって
システム的な面から否定されたりもしていたのだけれど
上のような「体験」をベースに考えるとすごく似ている。
「自分の興味を並べる」ことをキーワードを単位として行うか記事として行うか。
いずれにしても一般的な掲示板の使われ方と大きく違うところだろう。
「〜に興味がある誰々」が基本単位になることがある、というか。
#記事を単位として考えると掲示板的に見立てることもできる。


関係性を抽出していくことによって、自分が新しい情報を得る。コンテンツはみんなから頂くんだけど、コンテクストを創出する仕組みとかきっかけを「関心空間」がプロバイドする。

キーワードとキーワードを繋げることができるのが関心空間固有の機能。
コンテクストはリンクによって生まれるけれど、
特に「つながり」という意味をあたえたリンク、
リンクされたキーワード群を一覧したりたどったりすることができる
という機能によってコンテクストが強化される。
TrackBackもコンテクストが重要ということ。
まだ大きな問題にはなっていないがTrackBackは外に開かれた仕様なので
TrakBackSPAMなどでコンテクストの信頼性を破壊される
ということが遅かれ早かれやってくるだろうな。


#バスケさんってこのサイトの人なんですね。
blogrollに追加しているサイトだったのでびっくり。

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July 09, 2003

だからWinMXはやめられない:ファイルを媒介にしたコミュニケーション
音楽配信メモ

だからWinMXはやめられない

音楽配信メモの津田さんの本「だからWinMXはやめられない」を読みました。
当初思っていたよりもかなりするっと読める内容。
あるユーザの体験を通じてWinMXユーザの生態であるとか
そこで何をどう感じて何がどう行われているのかということが
門外漢の人にでもわかりやすく書かれていると思います。
集めることそのものがゲーム化してきたり
最終的にはコミュニケーションの方が楽しくなってくるとか
その辺りの感覚は外から眺めている人には感じにくい部分で
単に不正行為をしてるだけだろ!という見方ではつかめない姿が
ほんとによく描かれていると思います。

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July 08, 2003

たとえばなし
ARTIFACT −人工事実− | なんとなくかくにっき続き

これに限らず、今回は喩え話が多くて混乱しました。2chのスレで「自分たちの生活ではわかりにくいこと(政治とか経済とか)をわかりやすく説明するのに喩え話は有効だが、自分たちがよく知っていることを喩え話で語るのは混乱の元」という指摘があって、肝に銘じておこうと思いました。


#以下の文章は引用元記事の本論からははずれた話です。


喩え話でいえばスラッシュドットでも非常に良く見かけるし
フレームの元なんじゃないのかと思うこともしばしば。
「いや、その例えだとここがずれてしまうからこっちのほうがいい」
みたいな”すばらしい喩えを探すスレ”化してしまうこともあるし。


で、喩え話というのはその過程でなにがしかの事柄を
切り落としてしまうことがままあるわけで
誰もがきれいに納得できる喩えというのは単純に難しい。
ある概念や思想をイメージできないときにすでに了解済みの事柄を喩え話に使って
理解の助けとする、というのが喩え話の本領であろうと思うけれど
掲示板やウェブロ等で不特定多数に「喩え話」を使うことそのものが
とても難しいことだろうと思います。
純粋に技術的な喩え方の下手さが問題になることもあるけれど
「お互い了解済みの概念」だと思って持ち出した喩え話が
了解済みでない相手や認識に相違のある相手に対しても届いてしまうということが
不特定多数相手のコミュニケーションでは発生しえますよね。
個人的には不特定多数に対してはあまり喩え話を使わないように
と考えてはいるのですが、楽なので使ってしまいがち。


#1対1のコミュニケーションであればいいんですけどね。
 その場で別の喩えを持ち出すなりして
 認識のズレをすぐに修正すればいいので。

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CMS系ツール・BLOGツール
ARTIFACT −人工事実− | CMSとBLOG


山田のウェブロスレでCMSとBLOGに関して論争が行われていて、自分もBLOGとCMSはどう使い分けるのがいいのか、興味があったでチェック。

同じく山田をチェックしてたんですが
個人的にはいわゆるCMS系としてxoopsを使っていて
BLOGツールとしてMovableTypeを使っていますが
けっこう性格の違うモノだなぁと感じてます。
(向いている向いていないという「傾向」の話なので
 もちろんどちらのツールをどのような用途で使うこともできますが。)


サイトで形作られる、あるいは形作ろうとする
コミュニティというかやりとりの傾向として
「ひとつの場所に集まってわいわいやる」というのと
「誰かに向かって発信する」という違いかなと。
前者がCMS系というかxoopsを使っていて感じることで
多人数とのやりとりではあっても、それがその「サイト内」
で完結するような場合に向いてるように思えます。
情報集約型とでも言うのでしょうか。
参加者がみんな個別に同じテーマのサイトを持っていれば
xoopsのサイトを中心においても、あまりはやらなさそうです。
これもTrackBackなりリンクによる相互の記事参照が
活発化すれば解消できることかも知れませんが
それでも参加者のアカウント管理や細かなアクセス権限の設定など
サイト内でのやりとりを便利にする機能が多いので
内部に集約されているほうが都合がよさそうです。
そのように特化されているソフトウェアだということですね。
ファン倶楽部であるとか、特定の地域コミュニティのサイト、
それこそxoopsのオフィシャルサイトのように
「〜〜の話題ならここ」というように情報が集まるようになれば
サイトとしてうまくいっていると言えそう。


逆にばらばらであってよいのがBLOGツールによるサイトだろうと思います。
比較して言うならば情報分散型ですね。
これを僕はなんとなくP2P的だなと思っていたのですが
CMS系はそれに比べるとサーバ・クライアント的と言えるかも。


#実際のところコンテンツ力はツールの制約を超えるんですけども
 普通の人にとってはツールの方向性(ある種の強制力)をコンテンツの方向付けの
 一助としたいというのが実際のところで。
 それと情報の集約・分散ってのも山田に出てましたね。
 今読み返して気づいた。

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July 07, 2003

RSSでサイトの情報を公開しよう
HotWired Japan : Webmonkey : html : RSSでサイトの情報を公開しよう これからRSSについて簡単に解説しながら、こうした疑問に順次お答えして、さらにはみんなのサイトでもすぐ使えるような、基本的なRSSフィードを紹介しよう。さらにさらに、RSSフィードを公開したり、フィードを自動的に作成するときのちょっとしたコツも教えちゃう。

手作業でRSSを作る連載だったら面白いのにな。
いや、RSSのバージョン毎の仕様の差についてとか
item属性はここにいれやがれ!とか。
いずれにしてもRSSなんて自動生成じゃないと
やってられない気がするんだけど
やっぱRSSを自動的に生成してくれるblogツールの
紹介ってなことになるんだろうか。
うだうだ考えてもわからないから次回を待つ。

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June 13, 2003

空気がゆるい
NDO::Weblog: TrackBack の秀逸な解説

空気がゆるい、ってやつでしょうか。

ニュースコレクターの作者さんによるTrackBackの解説
に対するnaoyaさんの記事の中で上のような表現があった。
Photo Friday には参加していないんだけれど、この「空気がゆるい」というのは
何となく他にも感じるところがあって、blogrollingにもTrackBackにもそう感じる。
blogrollingは簡単なリンク機能で特に相手に通知することもないけれど
recipe rollで逆引きしたり、あるいはアクセスログのリファラーで気がつくことがある。
で、なんとなく緩い形で相互リンクになったりする。
アンテナも同じようなところはあるんだけれど、特定のページを必要とする
インターフェイスからこの緩さ感がちょっと弱くなってしまう気がする。
(はてなダイアリーユーザ同士であれば同じような緩さがありそうに思える)
TrackBackにしてもコメントでわざわざ残したり、掲示板に書いたりするのは
なんとなく敷居が高かったり、書かれて嫌な感じになったりすることもあって
けっこう微妙なところなんだけど、
それはたぶん「当たり前」の仕組みではないからだろうと思う。
「わざわざ」掲示板に「引用しました」というコメントを残すことで
「見てください」というなんとなくの強制感が出てきてしまうのかもしれない。
ところがTrackBackだと送るのも送られるのも当たり前。
(当然ながら当たり前のように使われないと意味がないんですけども)
僕はこの「当たり前」を作る仕組みの力っていうものをけっこう信用していて
それもあってblogというものの雰囲気や空気感をシステムから語ることは
けっこう意味があると思っている。

11:57 AM | このentryの全文表示/parmalink | Comments (2) | TrackBack (1)
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June 10, 2003

知識背景の違う人とのコミュニケーション
CNET Japan - 梅田望夫・英語で読むITトレンド

何か最先端に関することをやろうとしたら、こういう人たちを説得して、組織を動かしたり、資金調達したり、人を集めたりしなければならない。だから、ここで仮想的に置いたような読者をイメージしながら、某か自分に関係する最先端の事象を、自分の論理で、端的に、わかりやすく、自分の言葉で説明できる、というのは、ものすごく重要なことなのである。

梅田さんのblogにはいつも我が身に置き換えてみて改めて考えさせられることが多い。
blogってなんだろうっていう話をけっこう長くしてきたけれど
その中でこのblogででも、オフラインででも、なんで自分がblogをおしているのかを
説明する場面が度々あった。組織を動かしたり資金調達したりというレベルではないが
知識背景の違う人に何かを説明しなければならない、伝えたいという場面としては同じだ。
そういう時には、まず「自分が何を面白いと思っているのか」を知らなければならない。
このサイトでは主にそういうことをやってきているつもり。
自分の興味対象をクリップして、文章をつけていくことで
自分用の覚え書きにしていくということが一つと
もう一つはその文章の中で、何が面白いのかを見ていくということ。

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June 06, 2003

ローレンスレッシグblog邦訳版とクリエイティブコモンズ日本語サイト
network styly *: CNET JapanにてLessig Blog 邦訳版

CNETはいろいろと意欲的。
ZDNetとかimpress系よりもCNET見ることが多くなったなぁ。


クリエイティブ・コモンズ・ジャパン

このウェブ・サイトはクリエイティブ・コモンズの日本版です。
(中略)
クリエイティブ・コモンズの大きな使命とその他の試みについて詳しい説明(英語)をご覧下さい。

って、そこが英語かよ!
これからに期待ということで。

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May 16, 2003

trackback@xoops
XOOPS日本公式サイト - フォーラム

(スレッドの下の方を参照)


おー。面白そう。
というかxoopsの中にblogモジュールを作ってらっしゃる様子。
それはそれでまたスゴイ話だなぁと。


個人的にxoopsも使ってみてはいるんですが
1人〜3人ぐらいの少ない人数で使うにはちょっと図体がでかいかも、
と思っていたところなのです。
TrackBackが使えるということならそのまま使おうかな。

02:27 PM | このentryの全文表示/parmalink | Comments (2) | TrackBack (0)
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May 12, 2003

モー娘。マーケティングて。
Japan.internet.com Webマーケティング - ネットの参加性を生かす「モー娘。マーケティング」ファンは、オーディションなど選考プロセスから参加している気分 を味わい、デビューする時点で、すでに熱狂的支持者」となっている。

途中でアットコスメや無印良品が引き合いに出されてますが
これって「商品開発コミュニティ」とか「コミュニティマーケティング」とか言われてたものですね。
にしても、モー娘。マーケティングて。
僕もひっかかったわけで見出しのヒキとしては成功してますけども
この呼称ってそのまま定着していくんですかねぇ。ってまさかな。
要は「参加型」っていうことで、ネットはツールとして使いやすいですねというお話。

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May 07, 2003

とにかく制作の人はエライ
Webの鉄人: Webディレクションの花道:第7回 単独志向者の集団〜プロジェクトの始動〜

とにかく制作の人はエライ


同意。
というか制作出身でない人がディレクションするとうまくいかないのは
その「制作のことがわかっていない」という能力の問題だけではなく
実制作者の信頼を得にくいからなんじゃないかと思う。

こんな奴の言うこと聞けるかと。


にしてもデザイナーとプログラマーの反応の違いは面白い。
ほんとに物の見方が違うもんなぁ。

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April 13, 2003

プレゼンテーション:パワーポイント
playwithmac : weblog(mt): プレゼンテーション

blogツールであれ日記ツールであれツールの機能・インターフェイス・デザインに
内容が影響を受ける、バイアスがかかることはよくあることで
それはつまり文章を書き、公開するというフローの中でのコンテクストであると
僕は思っているのですが、パワーポイントはかなりコンテクストの強力なツールですね。
パワポを使ってプレゼンをするはずがパワポの機能・ありがちなプレゼン手法に
引きずられてしまって、「プレゼンをするためのツール」以上のもの(以下のもの)
になってしまっていることが非常によくあります。
これは自分の実感としてもよくわかることです。
パワポであろうとイラストレータであろうとhtmlであろうと
プレゼンのための資料・道具を作るには何でもいいわけですが
一番大きいのはパワポが簡単だということですね。
手間をかけずに”それなり”の体裁のものができあがるということ。
だと思います。問題の本質は
「プレゼンの資料作りに時間をかけられないので
 手軽にパワポでありがちなものを作ってしまう」
ということにあるのでは。
プレゼンを見るほうも同じような立場なので特にどうとも思わなかったりしますし。
そうであればこそ、プレゼンの資料には創意工夫が可能だし
他と違ったわかりやすさや伝えやすさを考えて、差をつけることができる。
資料(パワポのファイル)でプレゼンが完結してしまうような錯覚があるから
ざーっと読むだけで終わってしまったりするんですよね。
本当は行うべきプレゼンの姿があって、それを補完・補強するために
資料を作るというのがいいのでしょう。


それにしても、配った資料の解説だけで終了っていうのはよくないですね。
学校の先生にもありがちな話かも。

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April 11, 2003

コメントは自分のサイトで?:
Going My Way: コメントは自分のサイトで書く?

commentを使うかTrackBackを使うかについて。
個人的には2つの分岐点がある。
・文章量。
 一言・二言であれば相手サイトのcommentを使う。
 長くなりそうであればTrackBackを使う。
・内容
 個人に向けたものか不特定多数に向けたものか。
 元記事を書いた人に向けた内容であればcommentを使う。
 ただ、不特定多数に向けた内容が多くなれば
 TrackBackを使って自分のentryとする。
これまではこういう感じ。
(たぶん例外もありますが。)


kengoさんが書いていたことのなかで


コメントだけだと自分のBlog上にはないから、どこにコメントしたかもわからなくなることもある。自分のBlogがあって取り上げたいネタの場合は自分のBlog上で書くことが多いのだろう。

これには激しく同感で、いつも思うことだ。
相手サイトにcommentを残した際にも
自分のサイトになにがしかの痕跡が残ればいいなと。
メモだけでentryを作るわけにもいかないしなぁ。
何かいいアイデア・実装方法ないかな。

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April 07, 2003

掲示板に実名制を。
network styly *: 掲示板に実名制を! 「掲示板によっては賛成」と6割

なるほどねぇ。
network style*さんも仰るように

パブリックっぽいところほど実名にすべき、っていうのはちょっと単純すぎな感じがしますけど。

というのは全く持ってその通り。
先日のCCCDのアンケートでもそうですけど
ある程度結果を想定して設問つくってんだろうなというのが
見え見えな感じもしてしまう。
匿名か実名かの2つしか選択肢が無いというのもどうかと。
掲示板で実名を不特定多数に公開する必然性ってありますかね。
フレーミングの防止ということであれば
僕はほとんどの場合必然性無いんじゃないかと思うんですが。
多くの企業がやってる掲示板ではどうなっているかというと
登録制にしておいてバックエンドでは実名等の個人情報を把握しておき
掲示板上では自由なハンドルネームを使用するという方法。
Yahoo掲示板レベルの巨大さになってしまうとつらそうですけど
普通の企業コミュニティではこれで十分荒らし抑止になります。

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April 02, 2003

自己防衛策
Webの鉄人: デジクリWebデザイン研究室:Webデザインのジャンク箱・10

というのも、明らかな間違いがある場合、その修正に手間を割かなくてはならなくなるのは、多くの場合に自分になるからだ。

わかるわかる。
自分の責任外のことでも結果自分に回ってくること多いですからね。
気づいたらすぐに知らせるようにしてます。
でもなんというかこういうとき一番立場が弱いのは
最終的に作業をする人間なんですよね。
自己防衛のために言ってるわけですけど、作業は増える。
ぎりぎりになって修正作業が入るよりはずっとましなんですが。

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March 26, 2003

メールを殺す(?)ブロードバンド
「トラブルたずねて三千里」(143)   メールを殺す(?)ブロードバンド @Mainichi INTERACTIVE

プライベートでしかネットを使っていなかった頃
(28.8のモデムからISDNに移行していった時期)
メールの添付ファイルについてはそれなりに気をつかっていた。
知り合いからBMPファイルが添付で送られてきたりすると
メールボックスのサイズでも転送速度の面でも困ったし
ある程度大きなサイズのファイルを送るときは
ストレージを使っていたように思う。
「ある程度大きなサイズ」は1MBを想定していて
それを超えるようなファイルを送ることはなかったが
このところは全然意識が違っているなぁと反省。

仕事上excelやpowerpointのファイルを添付で送ることが
頻繁にあり、受信することも頻繁にある。
それでもやはり相手の環境は先に確かめておかなければ。
この記事の方のように困ってらっしゃる方がいては大問題だ。

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March 19, 2003

TrackBackコミュニケーション
小料理船長ぢんまり記(2003-03-18)

TrackBackの利点として、「コミュニケーション」があげられてたのがどうも「んなもんいらん」という考えを生み出していたよう。
別にコミュニケーションなんかしたくもないのさ。コミュニケーションが欲しいんだったら、ぼくは近所の肉屋のおじちゃんとかととるね。
で、ぼくが欲してるのは「情報」なわけですよ。

うーむ。
例えばサイトAの記事をサイトBが参照してTrackBackを送ったことで
このishinaoさんのアイデアが生きてくるわけですよね。
技術的にはBからAにデータが送られただけですが
Bの人はAの記事に触発されて記事を書いているわけで
そこにはコミュニケーションが存在しています。
コミュニケーションの結果としていろんな物の見方や意見が出てきたり
情報の精度が高まったり、あるいは下がったり。
なれ合って仲良くすることだけがコミュニケーションじゃないと。
で、「なれ合い」で気がついたことなんですが
リンクなりTrackBackでの繋がりって適度な距離感で
いい感じなんじゃないのかなと。
サイト間社交界のようなものにそれほど気を遣うこともないし。

01:51 AM | このentryの全文表示/parmalink | Comments (14) | TrackBack (0)
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自分が面白いと思っていることのコア

自分が面白いと思っていることのコア

これを人に伝えるのは難しい。
自分もその正体がよくわかってないことが往々にしてあるから。
「とりあえずやってみて。面白いと思うから。」
で、やってみてくれて共感してもらえれば易い話なんだが
そうはいかない場面が多々あって
それにはそれぞれの立場なり物の見方が反映されていたりする。
なんていうようなことをこのところのTrackBack議論で思った。
しばらく時間がとれなくなってしまうと追いかけるのが大変かな
とも思ったけれども、言及している人がけっこう限られているし
その場合には言及者のサイトを一覧してそれ以外のところは
TrackBackやリファラで見回ってみるとある程度把握できる。


ただリファラには明らかにノイズが多くて
そのノイズは主に書き手よりも読み手に対して影響する。
何を差して「ノイズ」とするかというと
TrackBack的な話の広がりを期待してリンク元をたどると
アンテナだったりリンク集だったりすること。
書き手としては自分のサイトが補足されているアンテナを
覚えてしまうことはそこそこ容易なことだが
読み手にとっては非常に難しい。
ある種のアンテナを中心としたコミュニティの参加者同士であれば
可能なのかもしれないが。


本人にとってはリンク元のランキングは十分に面白いと思う。
実際アクセス解析を見て「ほー。」とか言ってみたりすることもあるし。
ただそういったノイズ含みのリンク元が知りたいのは書き手本人であって
読み手ではないのではないか。

01:23 AM | このentryの全文表示/parmalink | Comments (0) | TrackBack (0)
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March 15, 2003

TrackBack界隈続報

なんだか後追いで話題の整理ばっかりなってる気がするが
さらにTrackBack界隈続報。

えとせとら(2003-03-15)

Pingback plugin from Rubyにまつわるえとせとら日記 @ ishinao's WikiLike


http://www.tdiary.net/archive/devel/msg00619.html

[tDiary-devel] Re: Trackback or Pingback Plugin


Trackbackを実装すると何故うれしいのか? を宣教したほうが話が早そう @ void GraphicWizardsLair( void ); //

Trackback情報を使って、サイト横断的に議論を閲覧できる未来 from void GraphicWizardsLair( void ); // @ ishinao's WikiLike


StrangeIntimacy :: tdiary 続報
trackback界隈の動き @ 藝夢日報


といったところでしょうか。
tDiary側の人たちにTrackBackがいまいちウケが悪い様子。
上記各ページを読んでいる限り
「仕様書がわかりにくい」
「リファラでいいじゃん」
「TrackBackつけたところで何が楽しいかわからん」
という辺りに集約されているようですね。

10:49 PM | このentryの全文表示/parmalink | Comments (9) | TrackBack (2)
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March 14, 2003

trackback界隈の動き

・はてなでも日付番号指定のtrackbackに仕様が拡張された。
・tDiaryでもプラグインでの実装について実験段階?
・milanoさんがMovableTypeのTrackback文字化けについてプラグイン化を提案

刻々と状況がすすんでいってます。
ただ、大変なのは情報が各所にちらばっていること!
ということで自分用メモ。

はてなダイアリー - はてなダイアリー日記
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えとせとら(2003-03-13)
えとせとら(2003-03-14)
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StrangeIntimacy :: trackback日本版仕様 文字...
StrangeIntimacy :: trackbackとリファラー
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Milano::Monolog: こんなプラグインどうでしょう?
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ishinao's WikiLike - tDiary的TrackBack from R...

特にjounoさんのtrackbackとリファラーは激しく共感。
リファラだけだとノイズが多いというのは漏れリファラのことだけではない
というかむしろ漏れリファラは比率的にたいしたことないと思います。
このサイトでもアクセスログのリファラからリンク元はたどっていけるんですが
サイトのリンク集であったりアンテナ系の自動巡回リストの文字列が
まざっていると、それはほんとに「単にリンクがあるだけ」でしかなく
そのリンク元とリンク先のサイトの関係性が「記事や日記の内容と無関係」
であることも多いんですね。
管理者本人であれゲスト読者であれ
この日記・記事に興味を持ってるサイトのリスト
としてTrackBackは使えるということなんですよ。
単にリンクがあるだけでなく、意図的なリンクをたどれるところが便利。


#またしてもtrackbackが二重送信されてますね。。。
 ご迷惑をおかけいたしております。どうも不安定なことも多いので
 別にサーバ借りることにします。

03:13 PM | このentryの全文表示/parmalink | Comments (2) | TrackBack (2)
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March 12, 2003

trackbackブーム

このところpostせずにモニタの前で
うーん。これはどういうことだろうなぁ。
とか考えてしまうことが増えた。
いかんな。もっと適当な段階でもpostするようにしなければ。


はてなダイアリーでtrackback風のものが実装されました。
相手の記事番号を特定できるのかできないのか
今のところはちょっとはっきりわからないのですが
何しろユーザからの要望(というかjounoさんの要望だったようです)に
即座に反応してそこそこの状態のものが実装されている模様。
いくつか特有の癖のようなものはあるようなのですが
しばらくするとはてなキーワードで解説がなされるのでは…、と期待。


それとは別にbluknewsでもtrackbackが実装されたとのこと。
ここがある種のデフォルトとなった場合にはニュース参照リストみたいなものが
出来ることになりますね。
「流れていってしまう毎日のニュース」というところと
ストックされていく参照リストをどう折り合いつけたインターフェイスにするか
というところの方が重要というか難しいような感じがします。

11:30 PM | このentryの全文表示/parmalink | Comments (2) | TrackBack (0)
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March 06, 2003

ツールとコミュニティ
StrangeIntimacy :: ツールとコミュニケーション weblogと銘打ったツールを使っているひとは、少しだけ、やはり同様のツールを使っている人に話し掛ける傾向が強いように思う。

現在のblog界隈、というよりもMovableTypeユーザ界隈と限定したほうがわかりやすいが
そこには確実にコミュニティが存在していると思う。
ツールの使い方を共通の話題とすることができること。
同じころに同じものに興味を持ったというバックボーン等々。
希少性から来る仲間意識のようなものもあると思う。
しかしコミュニティは逆にその外界との壁をつくることがある。
というかコミュニティとそれ以外の境界線が必ずあるわけで
外部から感じる壁はその境界線がはっきりしているかぼやけているかの違いによる。
たまたまMovableTypeが先行して浸透しつつある現状でMT以外のblogツールを使っているユーザや、
日記ツールを使っているユーザとの間で摩擦が起きているようにも感じる。
blogのもつ潜在的なパワーとして外部言及の繋がりがあると思うんだけれど
それがMTユーザ内部だけでとどまってしまうようでは発展性がない。
ツールとしては共通のAPIを通じてツール横断的な仕組みを持っているのだし。
ただtrackbackについてはMTユーザの中でも使い方が浸透していなかったり
文字化けの問題が完全には解消されていなかったり等々で
MT外へも広がっていくのはしばらく時間がかかるかもしれない。
インストール・日本語化の難しさが解消され
trackbackのような新しい仕組みがもたらす関係性を共通認識とできれば
ツールがコミュニティを限定する方向に働く力を弱めることができるのかも。


技術的な部分やツールの使い方が自明のものとなった先には
たぶん面白い状況がひらけてくると思う。
と楽観的な見方をしておくことにする。

04:08 PM | このentryの全文表示/parmalink | Comments (8) | TrackBack (2)
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February 28, 2003

FAQとか。

ここ数日いろいろとMT関係について調べ物をしていて思ったこと。
最新の情報をつらつら見るのはいいんですが
まとまった情報がなかなか得られなくてちょっと困り中です。
情報が分散していることと、流れていってしまうことが多くて
古いentryでコメントのやりとりがあった場合に
結局どう落ち着いたんだろうっていうのがわからなかったりします。


なにかFAQのようなものを作っていければいいんじゃないかと思いました。
で、それをやるにはwikiが適当なのかなと。
賛同される方がいらっしゃるようだと
やってみようかなと思ってるんですけれども。
#一人でやりきる自信はちょっと無いです(笑)

12:53 AM | このentryの全文表示/parmalink | Comments (26) | TrackBack (0)
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February 22, 2003

3°musicmix
マイクロソフトがまったく新しいIMソフトを投入! - その名も「3°ThreeDegrees)」(MYCOM PC WEB) メンバー同士で音楽鑑賞を楽しむためのグループ「3°musicmix」が別途用意されている。
概ねMSNMessengerの機能拡張版といった趣だが中でも注目は「3°musicmix。」 3°の中でグループ登録されているメンバー内で 音楽の共有をするという機能。
3°musicmixは、プレイリストにアップした音楽をグループ内で共有鑑賞できるという機能だ。プレイリストに追加できる曲数は60曲までで、ファイルフォーマットはMP3、WMA、WAVなど音楽ファイルなら何でも再生可能となっている。 実際の共有は、あるメンバーが希望する曲をプレイリストから選択すると、その曲を追加したメンバーのハードディスクから音楽ファイルが再生するようになっている。このため、ファイル共有ソフトなどで問題となっている違法な音楽ファイル交換はできない仕組みになっている。

プレイリストにアップした人のPCがサーバとなってストリーミング配信する
といった形になるようだ。
これはものすごく便利そうだというか、すぐにでも使ってみたい。
この曲かっこいいっすよ!聴いてみて!というシチュエーションは数多くあるが
著作権的にクリアな方法でそれが実現できるのならありがたいものだ。

09:08 PM | このentryの全文表示/parmalink | Comments (0) | TrackBack (0)
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February 12, 2003

本命アドレス・義理アドレス
Japan.internet.com Webマーケティング - 義理アドレスと本命アドレス メルマガ配信だけで本命アドレスを迫ることに、どれだけの意義があるのだろうか。

意義とか「本命アドレス」とかそんなことはどうでもよくて
フリーメールだとメールマガジンがspamフィルタにかかるとか
この人のいう「義理アドレス」は「読まないアドレス」なので
結局読んでもらえないとか、フリーメールはそもそもエラー率が高いとか
いくつか理由があるわけですよ。
読んでもらえないアドレス宛にサービス改編等の重要な連絡を送ってもしかたないし。


#エラーの原因はフィルタだったり、死にアドレスになっているからだったり。
webメールだったらそもそもチェックしないアドレスっていうこともある。


メールマガジン等々で個別のコミュニケーションをとりたいわけではない場合には
それが本命であろうと義理であろうと
相手が読んでくれればどっちでもいいわけですよね。


ただ、
> 真摯な組み立てでリレーションを形成すれば、「義理」から格上げされる。
という形に持っていくのがいいことであるとは思うけれどもね。

01:20 AM | このentryの全文表示/parmalink | Comments (0) | TrackBack (0)
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February 06, 2003

tDiaryのテーマとはてなダイアリー

はてなダイアリーはtDiary互換のhtmlを吐くことで
tDiaryにあわせて作成されGPLとして公開されてきたテーマを
ほぼそのままはてなダイアリー用として使うことができる。

で、そのはてなダイアリーがtDiaryテーマを利用するにいたった
部分のやりとりがメーリングリストの過去ログとして公開されている。


ML過去ログ


これ、かなり興味深いです。
こういうやりとり自体が公開されているっていうことにも
大きな意義を感じます。

11:37 AM | このentryの全文表示/parmalink | Comments (2) | TrackBack (0)
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February 03, 2003

アラン・ケイの講演
「コンテンツフロンティアin京都2003」が開催

どわー。
ものすごく行きたかった。
しかもその後堀川高校でもなにやら
講演会があったとか…。
この手のイベント情報って
どこでチェックするのがいいんだろうかなぁ。
そういうアンテナもどこかに立てねば。

05:08 PM | このentryの全文表示/parmalink | Comments (0) | TrackBack (0)
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January 27, 2003

コミュニケーションスキル
【今週の特集】IT転職市場の最前線!!〓〓第一線のコンサルタントが語る、求められる人材とは?

ありきたりで、これまでも求められていたことですが、コミュニケーションスキルです。
どんな人材が欲しいですかと聞くと、「日本語がちゃんと理解できて話せる人」と結構な真顔で回答する企業は少なくありません。

全然笑えないのが悲しい。
用語の定義から大変なんですよね。
それぞれが「デフォルト」と思ってる状態とか
「常識」と思ってる事柄等々で齟齬が生じる。
最初から大変だろうなと思ってる部分は
それなりに確認したりするんで案外大丈夫なんだけど。