お客さんを囲い込まない流出上等なブログ会社が儲かる? 囲い込んだつもりになっていて、お客さんの不満が蓄積されるのに気づかず、気がついたら新規参入業者にごそっとお客さんを持って行かれる
乗り換えに対するハードルをあげること、を囲い込みとした場合
外部流出に対するコストが高いので、ある程度まではお客さんが我慢してしまう。
それによって数字上はお客さんの不満が見えづらくなる。
ほんとは競争力が落ちてきていても、数字にダイレクトにあらわれなかったりする。
外部流出上等!ということでやっていれば、お客さんの感覚が「囲い込み戦略」を
とっている場合よりもずっと数字にちゃんとあらわれるだろう。
数字をきちんと把握する、というのはやっぱり重要なことで
幻想のような数字を元にいくらにらめっこしていても無駄な労力を使うことになるし
気づいた時にはもう遅い、ということになりかねない。
嘘の数字を達成/確保することに一生懸命になっても仕方ない。
囲い込みをするなら、普通よりもなおさらお客さんの不満に耳を傾けないと
いけないんだろうな。
消費者側の立場としても「囲い込み」とか言われると嫌な感じがする。