December 05, 2003

関心・無関心と物理的距離
はてなダイアリー - 北冥綺語日録

携帯電話以降、どうも世の中、独り言をいうやつばかりで気味が悪い。もちろん、実際は独り言ではないのだが、目の前にいるやつをないがしろにする度合いが高まっているのにはどうしてもなれることができない。

儀礼的無関心についての話題だったのだけれども
その後半の別の部分にちょっと反応。


僕もjounoさんと同様に
「耳に入った言葉はその気がなくてもどうしたって聞いてしまうし
虚空に向かって語りかけている人からはできるだけ遠ざかりたい。 」
と思うが故に電車の中では極力音楽を聴いたりしている。
心が狭いのかもしれないけど、不愉快なことが多いので仕方ない。
で、もっと嫌なのが例えば二人で食事をしている最中などに
相手の携帯に電話がかかりそして話し始める。
…10分経過。
おいおいいつまで話してんだよお前。
こっちはもう飯食い終わってるよ!
みたいな状況が自分にもあるし、見かけることもある。
他人でもない人を目の前でないがしろにして平気という
あの神経は全く持って理解できない。
一瞬にして関心の外に追いやられてしまうわけだ。目の前にいるのに。
それが仕事の話で、内容からものっぴきならなさが漂うようであれば
大変だなぁとか思っていられるわけだけど
全然そんな内容じゃなくて「やー、なになに?ひさしぶり〜」とかだと
ちょっとまじでしばいたろかと思わないこともない。
電車内での携帯についてはパブリックな空間とプライベートな空間
という分け方で話されることが多いのだけれど
そのプライベートな空間の中にも関心と無関心という
別の軸があるような気がする。

Posted by kengochi at December 5, 2003 07:06 PM
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