April 24, 2003

ディクシーチックスの没ネタ
海外ボツ!News スプリングスティーンが放送禁止のD・チックスに支援メッセージ

音楽配信メモさんからマドンナの話題をたどっていった先のサイト。
以前何度かとりあげていたディクシー・チックスの続報なんですが
これ、没になっちゃうんですねぇ。
面白い話題だと思うんですが、ブルース・スプリングスティーンの
知名度の問題なんでしょうか。
これが仮にボンジョビだったらニュースになったのかな。
それはともかくヌードで登場するという表紙はいいですね!
ヌードがということではなく、その心意気がイイ。


あと関係ないけどマドンナの新譜いいっす。
ここのところずっとはずれ無し。すごいクオリティだ。

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April 01, 2003

ディクシー・チックス排斥運動の素地
2003/03/29 (土) ギロン 2@SAN FRANSISSYCO

ディキシーチックスのCD類を燃やしたラリーの件(裏にブッシュの存在があったという検問の陰謀疑惑)は、まずディキシーチックスがカントリーウェスタンのグループだと言う事を念頭に置いてほしい。

なるほど。やっぱりそうだったのかー。
@pm March 27, 2003:反戦ソング@音楽配信メモ
ロック系のバンドやマドンナ等がどんどんと反戦ソングを発表する中
ディクシー・チックスだけがなんでこんなに反発を受けてるのかと思ってましたが
やはりカントリーのリスナー層とある種の政治的な層がかなり一致してるんですね。
こういったことってアメリカにいる人にとっては「常識」の一つなのだろうけど
外側からメディアを通じてしか物事を知れないってことの物足りなさとか
危うさをやっぱり感じました。
って、これも本当は別のチャンネルを通じて裏をとれという類の物事なんだろうな。


日本では音楽のファン層と政治的・思想信条の層が一致する例が
あんまり無いような感じがします。少なくとも私は知らない。
八代亜紀がトラックの運ちゃんに人気があるような
ぐらいの例えしか思いつかない(笑)

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March 29, 2003

平和のための戦争

なんだかこういう話ばっかりで嫌になることも事実だけど
やっぱり今考えてないといけないことのような気がするので
あえて止めずにおく。


2003/03/19 (水) イラク戦争賛成。1&2@SAN FRANSISSYCO

PeaceかWarか、では無くPeaceの為のWar


アメリカからのものの見方。見え方。
やはり価値観も変われば環境も変わる、色々と新鮮な日記。


今回の戦争について書いてある文章の中にある
「PeaceかWarか、では無くPeaceの為のWar」という理屈はわからないではない。
昨日僕が書いたような「侵略者が来たら軍事力で迎えうたなきゃならない」
というような局面には当てはまる言葉だろうと思う。
ただ、この方の日記をずーっと遡って読んでみて
わかるようなわからないような違和感が拭えなかったんだけど
さっきようやく気が付いた。
「Peaceの為のWar」というがそれは一体
誰の為のPeaceなのかということが抜け落ちている。
それをアメリカは他の国々(国連)と共有することができなかった。
だからアメリカが批判されてるんじゃないの?

01:14 AM | このentryの全文表示/parmalink | Comments (0) | TrackBack (0)
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March 27, 2003

反戦ソング@音楽配信メモ
反戦ソング@音楽配信メモ

音楽配信メモさんで反戦ソングのリンクがずらっと出てました。
マドンナの動きは反戦どうこうとは別にネット販売ということでも
非常に興味深いんですが、彼女は自前でレーベル持ってるっていうのが
強いのかなぁとも思ったりします。
でもこれだけ反戦曲を発表してるアーティストがいる中で
ディクシー・チックスの発言が異常にクローズアップされてるのは
何故なんだろうか。やっぱり腑に落ちない。
カントリーってそういうジャンルなんですかねぇ。


と書いていたら
2つ前のentry:相当やばくないですか。愛国心。
yomoyomoさんからのコメントが。

ポール・クルーグマン「影響力の伝達経路」
こういうことなのだとか⋯。


Beltorchiccaさんでも紹介されてましたね。
って、しかも

Beltorchicca 3/26
ちなみにこの大手メディア企業クリア・チャンネルは同時多発テロの時に奇怪な放送自粛曲リストを作ったことで日本でもゆうめい。

ということだそうで。


腑に落ちた。よかった。
なんてこと言えないですよ、これ。
あー⋯。

11:47 PM | このentryの全文表示/parmalink | Comments (2) | TrackBack (2)
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今回の戦争について。

今回の戦争に関して僕が最も危惧しているのは
最終的に国連を無視してほぼ単独行動に出たアメリカの今後だ。
いや、アメリカを含む世界の今後という言うべきか。
アメリカのイラク開戦について最後まで徹底的に反対していたフランスが
純粋に「戦争反対」なんてことでアメリカに対抗していたことでないことを
理解できるぐらいには大人になっているが、
それでもやはりフランスが反対を唱えていたのは意味のあることだった。
国連はこれまでも機能してこなかったじゃないかという意見もある。
実際冷戦時代にはソ連が拒否権を行使することで
安保理が有名無実化していた。しかしソ連が崩壊、冷戦が終結し
国際協調の時代へ向かうのかと思われた昨今
やはり軍事力のある大国を止めることはできないという現実に
否応なく引き戻される結果となった。
いかなる経緯をもってしてもイラクを攻撃したかったアメリカ。
フランスを先頭とする反対勢力を無視する形で戦争に突入せざるを
得なかったこの状況が、アメリカの異常さを映し出している。
アフガン、イラク。アメリカは次にどこへ行くのか。
対テロ戦争という視点で考えた場合、第三幕はきっとあるだろう。
その時世界はアメリカをやはり止められないのだろうか。
今回の戦争をナショナリズムから後押ししているように見える
アメリカ国内の動き。反対運動もあるようだが、
果たして実際のところはどういう状況なんだろうか。
イラク戦争が終結したとして、
というかこんなに圧倒的な軍事力の差があって
アメリカが勝つのは当たり前の話だ。
どういう形でいつ頃に勝つのか、ということでしかない。
軍の中枢にいるような人間であれば、
バクダッドに空襲してしまいたいぐらいの勢いなのかもしれない。
市民の被害は最小限に、なんていう詭弁は詭弁として早々にうちすてるべきだ。
アホなことを言うなと。
捕虜の扱いについて文句をつける戦争ってなんか変だ。異常だ。
捕虜の映像が流れてあたふたするぐらいなら戦争に賛成するなよ。
いつものようにこれが戦争だとは言えないのか。
それと。劣化ウラン弾を使うな。
何が安全だ。


書いてるうちに腹が立ってきてしまった。


11:28 PM | このentryの全文表示/parmalink | Comments (0) | TrackBack (0)
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相当やばくないですか。愛国心。
BARKS: Global Music Explorer

彼女たちはコアな聴衆を侮辱した。カントリー・ミュージックのファンは、我が国の軍隊や最高司令官を支援する血気盛んな愛国者なのだから

前半も後半も意味がわからない。
アメリカにおける「カントリー・ミュージック」の位置づけを知らないので
「血気盛んな愛国者」の音楽だというのが正しいのかどうか
なんとも言えないけれども、とりあえずやってることはかなりおかしい。


小学生ぐらいのころに裸足のゲンを読んで「非国民」という言葉を知った。
当時はその言葉が刺激的で何かというと「非国民!」とか冗談で
言い合ったりしていたけれども、それはどこか遠いところの話だからと
たかをくくっていたようなところがあったのだろう。
実際今アメリカで同じような状況になりつつあるのを見てしまうと
冗談でも言えなくなってくる。
これ、本当に危なくないか?
ナショナリズム、パトリオティズムの怖さだな…。

07:04 PM | このentryの全文表示/parmalink | Comments (2) | TrackBack (0)
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March 26, 2003

メディアリテラシー
金は無くとも六色林檎

「独裁者からイラクを開放するんだ、女性が顔を隠さなければいけないような自由の無い国をアメリカが救ってあげるんだよ!」

先のアフガニスタン戦争の時にもタリバン政権が打倒された後に
女性がベールをつけなくてもよくなったという話があって
それが自由の象徴であるかのように放送報道されていたことがあった。
タリバンが圧政をしいていたのはおそらく事実だろうし
それがなくなったことで自由になったのは確かだろう。
しかしながらベールをつけるつけないは宗教的な問題であって
つけなくてはいけないなんて窮屈だ!というのは
別の宗教・文化に属する人間の物の見方でしかない。
上の記事の大学生もそうなのだが
文化の多様性とか価値観の相違といったものに
恐ろしく無頓着な姿というのは嫌なものだ。
想像力の無さがいろんな物を壊してしまうと思う。


また、イラク攻撃に賛成する市民の声として
「イラクにおびえて暮らすのはもう沢山だわ!」
とか言ってる女性の姿が放送されていたこともあったが
いつからアメリカはイラクにおびえる国になったのかと。
クウェートのように侵略を受けた隣国でもなければ
テロと直接関係があると判明したわけでもない。
こうした勘違いであったり意図的に現実から目をそらした空気が
アメリカに蔓延しているとしたら本当に怖い。


ただ、一つ目の女子大生の発言も、次の女性の発言も
それを放送した日本のテレビ局の「意図」があるので
そこまであわせて考えておいたほうがいいのは事実。
イラク市民の犠牲についてもアメリカは少ないと伝えたいだろうし
イラク側は多いと伝えたいだろう。
報道をそのまま信用するには危険が多すぎる。

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March 20, 2003

全体主義・民主主義

ついに始まってしまった。
戦争は始めたい奴がいてそいつがどうしても始めるといえば
止めることはできないということを改めて知らされた。

昨日のディクシー・チップスの記事もそうだけど
どうも全体主義的な雰囲気が感じられる。
言論の自由が保障された民主国家(のはずの)アメリカが
あんな状態になってしまうのを見ると
アメリカ人はアホだとかそんな言葉で片づけられなくなる。
イラクや北朝鮮の場合は情報の遮断であったり恐怖政治であったり
そういうものを取り除けば民主的な国家になるのかもしれないが
首領様万歳を叫ぶ北朝鮮人民と今のアメリカが
なんとなくオーバーラップして感じられてしまうのはなぜだろう。


フセインを打倒してもビン・ラディンは死なないしアルカイダは壊滅しない。
アフガン戦争の後と同じようなことが今回の戦争の後にも起こるのだろうか。
次はどこに振り上げた拳を持っていくのだろうか。
本当に心配だ…。

04:16 PM | このentryの全文表示/parmalink | Comments (6) | TrackBack (1)
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March 19, 2003

民主主義の戦争
ディクシー・チックス、ブッシュ批判のコメントで全米に波紋広がる:BARKS: Global Music Explorer
ディクシー・チックスのナタリー、ブッシュ大統領を批判したコメントについて謝罪:BARKS: Global Music Explorer

非国民扱い。
ついにというかこういうところまで来てしまった。
国をあげてのヒステリー状態に陥りつつあるのか。
フセイン政権が打倒されたとしてアメリカ国民に
何がもたらされるというんだろうか。
イラクの民主化を成し遂げたという満足感か?
言論の自由を封じ、国連決議という民主的な手続きをとらずに
武力行使に踏み切るその大儀は「イラクの民主化」
いつのまにかイラクとアルカイダの繋がりについても
トピックからははずされている。
アフガン戦争の時以上に説得力のない戦争。


インターナショナルなチャットスペースなどで
アメリカに批判的なことを言うとフランス人扱いされるとか
日本人の肩身が狭いとか。
そういう話を聞くと上のようなアメリカの状態とも
ある種のチャンネルでは地続きなんだなと感じる。
この戦争はいったい世界に何をもたらすんだろうか。

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