December 09, 2003

たまには新しい仲間も欲しいから閉じてしまうのは嫌だ。
ただのにっき(2003-12-08)

ごく単純化すると、「常連さんだけ大切にしたい」ってことじゃないかと思うんだよね。

ここで対象とされている人たちの思いが同じようであるのかわからないし
圏外からのひとこと(2003-12-08)で言われているように

読んでほしい自分と読んでほしくない自分の葛藤に決着をつけたくないというニーズ

ということもあるのかもしれませんが
僕が感じていたことは下記のようなこと。


少数でやりたい。というのはおそらく大前提。
それはたぶん自分の目の届く範囲に留めたいという欲求から来ている。
常連だけ大切にしたいわけではなくて
たまには新しい仲間も欲しい。
ただ、一度に沢山来てしまうと把握しきれない
あまり沢山の人を相手にするのは精神的負担が大きい
というようなことだろうと思ってました。


外から眺めて適当な推測で言っているわけではなくて
そういう話をしていた人がけっこういたからなんですが
パスワード制限があったとしてもそれで閉じてしまうのは嫌だ
新しい人も入ってきてほしいし…
というようなニーズは確かにあります。
ここで問題なのは2点あって
「全員をちゃんと相手したい」ということと
「たまには新しい仲間も欲しい」ということ。
要はゲスト・観客・常連の規模に対して
ホストができることがあまり無いということなのかなと思います。
リアルのイベントであれば10人程度のオフ会であるとか
200人規模のクラブを用意するとか、事前の登録制限や
会場のキャパシティという大枠で最大値をある程度制御できるし
同人誌なら配布数を制御できる。(その後のコピーは制御不可ですが)
webの場合はそういうわけにもいかず
大手サイトにリンクされたりすると一気に爆発的に人がやってくる。
これを技術的になんとかしようとすれば
たださんの仰るような方法になってくるのかもしれない。
アクセス数に応じてパスワード制限がかかるとか。
とはいっても、ある意味本気度が低い人こそが
こういう仕組みのターゲットになるのだというのは
皮肉な話というかアンビバレントな感じがするなぁ。
気楽にやるための重装備というか。

Posted by kengochi at December 9, 2003 10:56 AM
Comments (0)
TrackBack (3)
このentryへのTrackBack URL
http://gnk.s15.xrea.com/x/mt-tb.cgi/366
(文字コード自動判別)
記号によるアンビバレンスの克服に
Excerpt: @ parallel mindsさんの12月9日付記事『たまには新しい仲間も欲しいから閉じてしまうのは嫌だ。』。ココロとシャカイをつなぐためのテクノロジーというか、アイデアというか、むずかしい...
Weblog: Wellinton's blog
Tracked: December 9, 2003 02:11 PM
同好の士だけが見てくれるWebサイト(2)
Excerpt: おれはどっちかというと「気楽にやるための重装備」感が強くて作る気にもならんのだけど、どうせなら「認証」とか「権限」とか言わない、もっと軽いものにする。オーナーですら誰が...
Weblog: ただのにっき
Tracked: December 9, 2003 09:03 PM
読み手
Excerpt: 他人に見てほしい人,常連さんだけ大切にしたい人,見せたいのか見せたくないのかはっきりさせたくない人の他に,もうひとつの類型があるのではないでしょうか.
Weblog: おのひろきおんらいん
Tracked: December 11, 2003 07:27 AM
Post a comment