August 22, 2003

素人が有名になるということ
少し悲しい《スターウォーズ・キッド》の物語

100万人以上の人間に注目されるというのは誰にでも起きることではない。千載一遇の好機かもしれないのだ。

思いもよらないところでいきなり有名人になってしまった人の話ふたつ。
ラザ君の話がそんなところまで進んでいるとは知らなかった。

どこに行っても見知らぬ人間から 「あんた、スターウォーズ・キッドだろ?」 といわれるのにウンザリしているのだ。
そりゃ辛いだろう。それも自分が恥ずかしいと思っていた映像が元で、だ。

自分の静かな生活を壊されてしまったということでクラスメイトを訴えたり

といった事態に及んでいるそうだけれども、ラプターさんの言う

それをどう捉えるかで人生はずいぶん違ってくると思う。
という言葉は重いなぁと。自分だったらどうだろう。

そう捉えることができるだろうか。


- go - 酒は飲むもので飲まれるモノではありませんです。
誰が非日常の興奮と、非日常的な出会いの連続、そしてわずかな時間でも有名になれる奇跡に抗うことができるのだろうか?

こちらは2ちゃんねるのオフイベント関係の話。
素人がはしゃいでしまうのは仕方ない面があるのですよね。
#別に今回の折り鶴オフの顛末を擁護するつもりはないけど。
2ちゃん関係のオフイベントだと参加者の数がよみづらかったり
運営側も元々の知り合いをベースとした繋がりではないというような
綱渡り的な感覚がいろいろとあるなかで、当日ばばーんと人が集まって
すげー!!という興奮は普通のイベントよりも大きいかもしれない。
モナ研さんが直接関わってらしたかどうかは覚えてないんですが
ムネオハウスの京都イベントに行ったんですよ。メトロに。
単純に参加しただけでもかなり興奮しましたもんね。
うっわ、ここにいる人全部名無しさんかよ!って思って。
人を集めて箱をおさえて準備して当日を迎えて。
その上マスコミからインタビューされたりなんかして。
身近なところにテレビのインタビューが来た話なんかを
思い返しても、そりゃもう舞い上がるってなもんです。
テレビカメラのアフォーダンスとでも言うんでしょうかね。
それっぽいことを演じてしまう。
大阪のおばはんなんかその辺りかなり心得てますしね。


急に周りの状況が変わってしまったときに
どれだけ自分が自分でいられるのかということについては
あんまり自信がないですね。
なかなか難しそうです。

Posted by kengochi at August 22, 2003 07:33 PM
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