@ parallel minds: C-tools yomoyomoさんのコメント 「うむむ、そうなのか。blog騒動のときにタニグチリウイチさんがblogの本質を「型」に見出したのもそういうことなのかもしれんね」
確かにタニグチさんの文章を読み返してみると型式にblogの本質を
求めたものを書いていらっしゃいましたね。
それならI can't blogと言おうと。
前回の本文に書き漏らしてしまったことなんですが
「コンテンツの質」とか「内容」といった視点は各サイト毎に対する視点です。
僕が感じるblogというものは個々それぞれの内容を超えた部分で
全体としての動きやコミュニケーションのあり方に特徴があると思うんです。
活発な相互言及性であるとかある種の共通フォーマットであるとか。
それでblogって。MovableTypeって。において
blogって内容のことでも仕組みのことでもなくと書いたわけです。
ムーブメントのことなんじゃないの、って思う今日この頃。
僕としては本文にも書いた「ツールの使い勝手も含めた環境が行動に与える影響」
という部分でRSS/RDF等の共通フォーマットやtrackback,コメント
といった他者へ開かれた型式というものが総体として人々の行動に影響を与え、
それがコンテンツの内容や更新頻度にはねかえってくるのではないか
というように感じています。
読み手側としては個々のサイトの内容が面白いかどうか
というところにかかってくるわけなんですが
書き手としてはそこでどういったコミュニケーションがとれるか
という視点で考えています。
「日記」というある種内向きのイメージではなくて
積極的なコミュニケーションツール、コミュニケーションプラットフォーム
なんじゃないかと思うようになってきました。
とはいいつつもまだやっぱりよくわかりません。
こういうのがblogの研究ってもんですかね。