ZDNN:コピーできないCD、米国以外ではメインストリームに?「(これら地域の)人々は、(コピープロテクトCDの)コンセプトに慣れてきている。これらの国の消費者は、米国の消費者ほど口やかましくないということだと思う」とMacrovisionのCEO(最高経営責任者)、Bill Krepick氏は語る。
けっこう気分の悪い記事でした。
後半は投資家周りの話で全くもってどうでもいい話です。
ほんとうにどうでもいい。勝手にやってろと言いたい。
のだが勝手にやられて損をするのはこっちだというのが悲しいところ。
それで改めて気がついたのが「レコード会社」にはほとんど興味がないということ。
昔のepicだとかナゴムレコードとか、今でもいくつかのレーベルには愛着があります。
それはある種の音楽を提供してくれるというセレクトショップ的な
その感覚に対する信用であり、ブランドに対する愛着と言えると思います。
しかしながら個人的にはそういった部分を持ち得るレーベルやレコード会社は少数で
レコード会社は単なる流通業と化している、と感じています。
コピープロテクトの技術も切磋琢磨することで
もっと消費者にとって良いものになって行く可能性もある
という意味で「SunnComm Technologiesの技術採用」は
良いニュースと言えるかも知れませんが
これまで洋楽リスナーにとっての安全地帯であったUSA盤も
ついにCCCDになってしまう道が開けたという意味では
確実に悪いニュースです。
著作権はもう古いんだとか音楽はフリーであるべきだとか
そこまでラジカルな考えはないですが
「CCCDだから買うのをやめた」という自分の経験が今後もどんどんと増えていって
そのうちそういった選択の余地もなくなってしまうのかもしれないと思うと
暗澹たる思いにかられます。