操作デザインは金になるか:羊堂本舗使いにくい製品であっても、まったく使えないわけじゃない。使いにくい製品であってもユーザーががんばれば何とかなる。機能やデザインはユーザーがいくら努力したってどうにかなるもんじゃないけど、使いにくいくらいは我慢すれば済んでしまう。一度使い方を苦労して覚えてしまえばいいことだ。
僕も「コンピュータは、むずかしすぎて使えない!」を読んだことがあって
同じようなことを感じた。
慣れてしまえば操作デザインが悪くてもなんとかなってしまう。
以前使っていたシャープの携帯は「メールを書く」ところにたどり着くまで
いくつもの階層を降りなくちゃいけなくてめんどうだったのだけど
そのうち携帯を見ずに適当にピッピッピッピッピッとすすめるようになってしまった。
勝手に教育されたというか、適応してしまったというか。
例えばmixiもはじめけっこう使いづらいと思っていたけど
おそらくその原因はモードの違いがデザインに反映されていないから。
自分用のメニューと、そのページに属するメニューの差がわかりづらい。
でもこれも慣れてしまえば迷うことがなくなってしまう。
そして慣れてしまったユーザからはフィードバックが帰ってこない。
運営側がある時それに気がついてメニュー構成を変えたりすると
慣れてしまったユーザからは反発が来てしまったりする。
その場合「慣れ」に反する状態に対する反発なのか
根本的にデザインがよくないのか、見極める必要がある。
逆に言えば悪いデザインほど「慣れ」を要求する。
論理性や一貫した流れのない動作に適応させてしまうことは
操作デザインの改善時に、客観的でない「使いにくくなった!」
というような評価を受けることに繋がってしまうのだろう。
だからこそはじめから一貫性のある操作デザインを考えておくことが
重要なんじゃないかと思った次第です。
#羊堂本舗さんへのリンクが間違っていたので修正しました。
わー ごめんなさい!記事を直して更新かけるたびにトラックバックが送られてしまったようです。3つも載ってしまって大変申し訳ありません。こちらではトラックバックはエラー表示になっていたのですが・・・
> ちびくうさん
あー、すみません。
こちらのサーバレスポンスの問題ですので
お気になさらずに。
重複した分は削除しておきますね。