gaspanik weblog: Big Issueホームレスの方達の生活を支援する「Big Issue」
四条河原町交差点でBig Issueを売っているのを見かけました。
ニュースやblog等で話題としては知っていたんですが
おぉ、京都市内でも売ってるのかと思い声をかけてみました。
僕:「ひとつください」
おじさん:「バックナンバーはお持ちですか?」
僕:「いえ、持ってないですけど」
おじさん:「一緒にどうですか?」
僕:「あ、んじゃそれも。」
商売上手!というか僕が甘いのか。
つい1号と2号の両方買ってしまいました。
一冊200円なので400円。
そのまま電車にのって大阪へ行ったのですが
大阪駅の前にも売り子さんがたってました。
足下には「第3号は12/4発売」とあったような。
今日いけば新しいのがあるのかもしれない。
シビアに見て200円は安くはないなと思うけれど一号ではREM、二号では
アンジェリーナ・ジョリー、ジム・キャリーのインタビュー等
本国(イギリス)のBig Issueからの翻訳記事を含むエンターテイメント系の記事
日本のフリーターや仕事にまつわる特集や記事
非婚・未婚やトランスジェンダーや環境問題といった社会的な記事等々。
メインターゲットは大学生から30代ぐらいまでかなぁ。
イギリスでボディショップが資金を全額提供してはじめた企画らしく
さすがにそれっぽい内容になってる感じがします。
内容と値段を考えて200円が高いか安いかというのは個人差出そうですが
自立を支援するということに対する働きかけとしては
かなりよい試みではないかなと思います。
社会保障のありかたとして、生活保護のように一方的にお金を渡す方法は
もらう側がそれに甘んじて脱却しなくなる可能性をはらんでいます。
生活保護でもらったお金がそのまま全部ギャンブルに消える
というような話がその典型だと思うのですが
ただでもらったおかねは結局ただでもらったお金でしかないわけで
寄付や生活保護のようなものに頼るのにくらべて
こうした個人の生活を支援する方法としては随分とスマートではないでしょうか。
寄付は嫌でもBig Issueを買うのなら抵抗が無いという人もいるでしょうしね。
#一応付け足しておきますが、生活保護を批判してるわけではなくて
別の道があるほうがよいに決まってる、という話です。
>>Living by the Animal Faith: THE BIG ISSUE JAPAN
こちらにもBig Issueの記事がありました。
はてなダイアリー - 日記ちょう
東京では何年も前からホームレスが雑誌を売ってますよ。
少年漫画誌3冊買ってたときはよく100円で買ったものだ。
確かに。
まーでもこういうのはファッション化するのが一番いいと思うんですよね。
ボディショップは環境問題のファッション化だと思っているので。
Big Issueの売り子もそろいのジャンパーとか着ればいいんじゃないだろうか。
汚れ厳禁の方向性で。
あれって仕入とか決済とかどうなってんのかなー、
と思ってたんですが現金仕入らしいですね。
つまりkengochiさんが買われたホームレスの方は
在庫を抱えてるってことですね。
これが一般の本屋みたいに返本できるようだと、
売りに行かなくても損しなくなっちゃうので、
結構健全な仕組みだな、と思いました。
dragonflyさんこんにちは。
資本主義経済の中に組み込んでいるというか
その社会の中でその社会のルールにのっとった試みである
というところがいいんじゃないかなと思います。
そりゃ在庫を抱えていればバックナンバーも売ろうという
工夫をするようになっていくよなぁと思いました。